セキュリティ設定
現在ではネットワークシステムは、企業や社会の基盤を支える最も重要なものといっても過言ではありません。これらの安全・安定運用は、サービス、ビジネスを遂行する上で前提条件です。セキュリティを怠ると、直接的な影響の他に、対外関係の悪化、企業の信用低下なども引き起こす可能もあります。ネットワークの発展に伴い、便利になると同時に、利用時のリスクも増加してることを認識しなくてはいけません。
Firewallの設置
近頃、巷ではホームページの不正改ざんのニュースが多数報道されています。特に小さな企業のWebサーバの場合、十分な知識を持った担当者に運用されていることはほとんどありません。結果として、多数のサイトのホームページが、不正に改ざんされました。このようなセキュリティが甘いネットワークを不正アクセスから守るためにも、ファイアウォールの設置が効果的です。ですが、Firewallが不正アクセスから守ってくれるといっても万全ではありません。Firewallの主要な機能としては、「アクセス制限」、「アドレス変換」、「ユーザー認証」、「ログ収集/解析」、「コンテンツフィリタリング」、「ルーティング」といったものがあります。
セキュリティホール対策
ソフトにはセキュリティホールというセキュリティの穴を見つけ、そこから攻撃を受けてしまうという場合もあり、このセキュリティホール対策として、
・「Windows Update」を行う!!
Windows Updateの更新内容には、重要な更新というものが存在し、場合によっては複数回に分けインストールを行っていく場合があります。
・「インターネット・エクスプローラ」を最新のものにする。
ブラウザにインターネット・エクスプローラ以外を使用している場合でもインターネットエクスプローラが原因のセキュリティホールが多数存在します。
・「Office製品」を常に最新のものを使用する
Office製品に関しては、月に1度を目安にWindows Updateへアクセスし、常に最新の状態を保つようにしてください。
Winny等のP2Pセキュリティ対策
近頃、P2Pを使用していたために、会社の顧客情報が漏洩してしまったという事件が増発している。
P2Pを使用しての、危険性としては、「P2Pネットワーク内に流通する不正プログラムへの感染」、「著作物のダウンロード、アップロードによる違法行為」の2点が主としてあげられる
P2Pネットワーク内に流通する不正プログラムへの感染
P2Pファイル共有をターゲットにした不正プログラムの代表としては、「WORM_ANTINNY」ファミリーが挙げられます。 「WORM_ANTINNY」は暴露ウイルスとも呼ばれ、感染コンピューター上の画像ファイル、メールファイル、ドキュメントファイルなどを圧縮ファイル にして、WinnyなどのP2Pファイル共有ネットワーク上に漏えいさせるものです。
また、感染コンピューター自体がWebサーバーとして機能し、コンピューター上のファイルを外部からダウンロード可能な状態にするものも 存在します。感染ユーザーのコンピューターから、組織の機密情報が漏えいする事故の原因のひとつに、この「WORM_ANTINNY」ファミリーへの感染 が挙げられます。
著作物のダウンロード、アップロードによる違法行為
2010年1月1日より改正著作権法が施行されました。改正前の著作権法でも、著作物を著作権者に無断でP2Pファイル共有ネットワークなどにアッ プロードする行為は違法とされていましたが、法改正により、P2Pファイル共有ネットワークに違法にアップロードされている映像・音楽の著作物を、違法に 配信されていることを知りつつダウンロードする行為も違法となりました。
「安心・安全インターネット推進協議会」のP2P研究会が2008年9月に発表した調査結果によると、国内で多くのユーザーがいる WinnyおよびShareのネットワーク上に流通するファイルのうち、60%以上が著作権を侵害する可能性があるといわれています。こうしたことから も、P2Pファイル共有ソフトを使用することは、著作権法に違反する行為を行ってしまう危険をはらんでいることを知っておくべきでしょう。
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